2012年02月23日
結婚論 : 補足
ひとつ前の記事で、わたしなりの結婚について書いたけれど。
なんもかんも、全部ひっくるめて、死ぬときにしか分かんないよ、実際。
世の結婚している方々を、否定しているわけではない。
わたしが、その制度に乗っかることができない、ただそれだけ。
死ぬときに、ああ、もっと他の人生があったかもしれない、と思うか思わないか。
それが分かったところで、この世には残せないんだから。
結婚というものが、とても神聖で、とても覚悟が必要だ、とわたしは思っているからこそ
できないだけなのだ。ヘタレなだけ。
そんな神聖で、厳かで、魂の絆を結ぶ、神の前で誓う、結婚。
それを冒涜したくないし、畏れ多い。
書面上、戸籍上、形だけの夫婦に見えても、実際は心と心が一体化しているかもしれない。
そんなものは、他人じゃ絶対わからないし、当人たちでさえ分からないことなんだ。
死ぬ瞬間、命を終える瞬間に、自分だけが分かることなんじゃないか、と思う。
その死ぬ瞬間に、少しでも、自分の人生に満足していたい。
やっと、自然に、宇宙に、還ることができる。
そう心から感じて、終えたいんだ。
それが目標なもんだから、結婚というものに、興味を抱けない。
還るために、必要であるなら、何が何でもするだろう。
今のところ、結婚と魂の無限の昇華が、結びつかないだけだ。
わけが分からない、でも、心がそう感じてしまっているのだから、仕方がない。
ということで、結婚論、短くまとめると、そういうこと。
最初からまとめとけよ、と自分に突っ込みたくなるよ、本当に。
Posted by hys at 19:46│Comments(0)
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