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Posted by チェスト at

2011年04月13日

日本が震撼し、愛を感じた日

もう知らない人はいないと思う。

東北地方太平洋沖地震。

あの日私は何をしていたっけ?

ああ、仕事中に家族からメールがきたんだ。

そして慌ててネットで調べた。

これは大変だ。関東に親戚がいる。

電話をしても繋がらない。圏外。


そして、帰宅してテレビで情報を得た。

これは被害者がもっといてもおかしくないだろう。

そう思える映像がだらだらと流れる。

胸が痛い。心が痛い。

自分には何もできないと、大きな無力感があった。

何かしたい。何もできない。落ち着かない。

そんなときにパートナーから。

「偽善だ。自分のことをしっかりとしとけばいい」

うん。偽善かもね。

でも、何もできないなら、自分のことをしっかりと
というのには共感できた。

それから、私は一日中考える日が続いた。

偽善?自己満足?自分のため?

そうなのか、私は自分が何かしたいという自己満足が
満たされないから、悩んでいるのか。

ん?まてよ?
別にそれが無駄になるわけではないのでは?

そう、無駄ではない。

微力ではあるが、無力よりはプラスではないか。


そういう思いの人は一体どれくらいいるのか。

もちろん自己を犠牲にしてまで行動することはない。

仕事を辞めてボランティアのため被災地に行くことだけが
私たちのできる唯一ではない。

輸血用の血液が不足しているからといって長蛇の列をなして
献血へ行くことだけが私たちのできる唯一ではない。

申し訳ないからといってここ鹿児島で過剰なまでの節電をすることが
私たちのできる唯一ではない。


私たちができることは、今回の地震で多くを学ぶこと。

そして、それぞれが今の生活を精一杯守り、大切な人を大切にすること。

仕事を一生懸命きばって、いただけるお給料の中から
自分の生活に支障のないように、ちゃんとしたところへ募金すること。


情報に踊らされてはいけない。
こんな時代だからこそ、自分の手でしっかりとした情報を見極められる。

被害のなかったわたしたちの住むまち。

だからこそできることがある。

  

Posted by hys at 19:56Comments(0)独り言