灰色のまち

はっきり言って大嫌いだ。


短絡的で自分の都合よく事が運ばないと納得できないバカ。


優しさというものがない。おまけに、プライドが高い。


まあ、そんなものをプライドと呼ぶのもアホくさいんだが。


プライドって一体なんだ、お前のプライドってのは。


くだらなくて反吐が出る。




人生経験が豊富だからといって、必ずしもおおらかで余裕のある人間にはなれない。


僕はそれを痛感した。


いくら長く生きていても、その中で何も見聞きせず学ばない人間は、一生クズだ。

私がこれだけしてやったのに。


なんでたったこれっぽっちのこともできないの？


ありえないよね、考えられんわ。


非常識にもほどがある。頭おかしいの？




ええと、そっくりそのまま返していいですか。


僕たちそんな関係でしたっけ？ていうか、何様ですか？


面識がない、そこまで親しいわけでもないからこそ、遠慮や気遣いが必要。


それも度を過ぎると迷惑にしかならないから、親しき仲にも礼儀あり、なのに。


まったく逆をいく大人たち。


そんなに親しくもないのに、自分の気持ちをぶつける。それを我慢できない大人たち。


せっかく私が…なんて、そんな労力使いましたか？


たいしたことしてないくせに、自分の権利やお気持ちを主張する前にあなたの『礼儀』とやらを


改めて考えてはいただけないでしょうか？




本当に、本当に。


僕の常識とはかけ離れた人が多すぎて、はっきり言って生活しづらいよ。


まあ、自分とは大いに『違う』人と無理に付き合わなくてもいい。


あなたも僕も、ね。



やっぱり、みんなと仲良くなんて僕には無理なのかもなあ。




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