2012年03月23日
逃げるが勝ち
衝動を抑えるのに、苦労する。
苦しくて、もどかしくて、ここではないどこかへ行きたいのだけど、いったいどこへ行けばいいのか分からない。
今日の空は、わたしの心を映すように、ひどい雨だ。
こんな日、雨が降っていて本当によかったと思う。
わたしと世界を、切り離してくれるような錯覚に陥ることができるから。
このもどかしさは、いったい何なんだろう。
わたしは、どこへ行きたいんだろう。
もうずっと、こんなことばかりを考えている。
こういうことを考え始めて、どれくらい経ったんだろう。
20年、か。
20年もの間、わたしはあるはずのない答えを探し続けて、やっぱり見つからなくて、こうして
もどかしさを感じている。 もどかしさを感じるということは、まだ、諦めていないということだ。
早く諦めることができたらいい。
あるはずがない、そう分かっているのに、それでも探してしまうのは、悲しい性だ。
わたしは、いったい何になりたくて、何を探していて、どこへ行きたいんだろう。
ひとつ、分かることは、この問題から逃げてはいけない、ということだけ。
逃げてはいけない、というより、逃げたくないんだろう。
逃げることが最善策だ、という場合も多々あることは知っている。
自分の身を守るため、深追いせずに逃げることだって必要だ。
それは、分かっている。実際わたしは逃げて逃げて、今の場所に居るのだから。
それでも、答えを探してしまう自分という存在から、逃げることができない。
諦めることができないんだ。
諦めることができたら、それは逃げきれたと言っても過言ではないと思う。
分かってる、分かってるのに、どうしても逃げることができない。
わたしはどこへ向かっているのか。
どこへ?
何に?
とりとめもなく、雨にうち消される、くだらない思想が止まらない。
助けて
***
Posted by hys at 21:21│Comments(0)
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