灰色のまち

衝動が抑えられない。

明日も仕事で、今朝も早くて、とても疲れているのに、遊びに出ようとする。

いや、それでもいいんだけど、起きることができないと分かっていながら、そういうことをしようとする。


うん、自棄ってこういうこと？


昔から、そんなバカみたいに遊ぶ時期と、ぱったりと外に出なくなる時期とを繰り返している気がする。

たぶん、持病の所為だと思うんだけど。

バセドー氏病を患って、というか判明して５年。


症状は考えてみたらもっと前からだったから、かれこれ７～１０年前からこの病気だったんだろう。


甲状腺ホルモンという、代謝を促すホルモンが、必要以上に分泌されてしまう。

人より暑がりで、汗っかきで、息切れすごいし、動悸も半端ない。

そして手が震える（振戦）、食欲旺盛、でも痩せる、みたいな症状。


薬を飲んでいれば、その中の症状はほとんど無いに等しいらしいけど、ある。

効いてないのか、薬が足りないのか・・・。


で、精神的に、血の気が多くなるというか、イライラする。

とても元気で、元気すぎて、そわそわする。

集中力も低下して、同じことをずっとやってられない。

視線も定まらないし、手も足もとてもよく動く。


そして、疲れる。


ただでさえ、身体は全力疾走状態。座ってても、眠っていても、身体はフルマラソン。

それなのに、頭の中は落ち着きがなくて、活動的になる。

そして、疲れる。


ほんと、怠け者かのように眠る眠る・・・。


起きたら元気に輪をかけて元気なので、周囲の人は、また始まった・・・と

ため息を漏らす。


わたしの場合、それが顕著だ。

いつも活動的で、暇さえあれば外に出て、死ぬほど笑って、遊んで・・・

そういう時期が、いちばん楽しくて、充実していると感じる。

そして、身体が言うことをきかなくなって、疲れて、心も疲れて、家と仕事の往復だけの日々。


そんな安定しない、ホルモンと心。

薬じゃダメみたいだから、そろそろ別の治療法を勧められている。


それと、心療内科の受診も、併せて勧められている・・・。


心療内科ってところは、昔通っていたけど、あの頃のわたしには、とても受け入れ難い場所だった。

だから、正直いまも行きたくない。


とにかく、バセドウが落ち着けば、精神的に落ち着くと信じているから。


今もこうしてパソコンに向かっているけど、飲み物飲んだり、たばこ吸ったり、思いついたこと検索したり

そわそわしながら、なんとか書いている。

いや、別に無理して書かなくていいんだろうけど、やり遂げないと気が済まない。

ひとつのことに、集中したい。


わたしの言いたいことが、いつも散乱していて纏まりがないのは、この移ろいやすい気分の所為。


ひとつのことに、集中したいのに。


とにかく、なんとかこれを書くことで、遊びに出ていこうとする衝動を抑えている、というかんじだ。



うん、何が言いたいかって、特に意味はないんだけれど、ね。