灰色のまち

人間対人間において、何かその関係性に悪いことが起きた時。


その縁が、本当のものであれば、解決した時には、もっと強い絆が生まれている。



その縁が、そんなに重要なものでないのだとしたら、そこで終わってしまう。



それは、本当に、本当のことなんだ。


先人たちの知恵や謂れは、やっぱりそうなんだ、とずっと経験として積み重ねていこう。


身をもって知らないことは、分からないことだ。


そう友人に言うと、それは違う！と言われた。


うまく言葉が出て来なくて、なかなか真意が伝えられなかった。

いろんな出来事、事象、当たり前だと思っていたけれど

本当の理由は知らない、知らないくせに、ダメだダメだ！と言う。


自分が分かっているからといって、周りのみんなが分かっているとは限らない。


分かっている、ということ自体、実は自分の思い込みで、本当は全然分かっていないかもしれない。



そのことを、言いたかったのだけど。



それが、正解だ。それは、間違いだ。

そんなものは、自分の心が決めることだ。

信号を守らないことを、間違いだと思っていない人がいてもいいじゃない。

いつか気づけばいいじゃない。


気づかないことを『ダメ』の一言で片づけるのは、いくらなんでも簡単すぎやしないか。


わたしの例えが、極端すぎたと反省している。



どんどん雨が降って、どんどん地が固まる。



そんな豊かな土壌のような人生にしたい。



雨を避けようとするのではなく、どんどん雨に濡れて、どんどん雨を吸収する。


そんな豊かな土壌のように。



人生は日向ばかりじゃないから。