灰色のまち

歳をひとつ重ねました。


厄年だったので、厄祓いに行ってきました。


最近の不調が、嘘のように晴れ渡って、なんだか運が上向きだ。


人と出会うこと、それは、いいことだ、とつい最近の日記に書いたけれど

そうでもないな、って思うんだ。

人と人が繋がっていて、そして、新たな縁が生まれるのだけど・・・。

それが、窮屈に感じてしまうときだって、ある。

昔、ちょっと遊んでた頃、とってもバカな男に出会った。

音楽が好きで、飽きっぽくて、でも好きになったものにはとことん一途で。

そいつが昔に付き合ってた女と、わたしの名前が一緒だって言ってて。

でも、今は、その名前を聞いたら、元カノじゃなくてお前を思い出す、って言ってたな。

完全に、俺の中でその名前はお前だ、って。


そいつとは、友達なんだけど、なんか違うかんじがあって、いつだったか、セックスした。

それから、身体の関係も始まった。

でも、不思議と、友達なんだ。好きな音楽、好きな世界観、ちょっと似てるだけで、全然違うけど

それでも、アイツとわたしは友達だった。


それ以上でも以下でもない、なんだか毅然とした友達。意味分かんないか。

友達、という言葉では片づけられない、わたしにとって考え方を、生き方を変えてくれた人。


まあ、なんだ。

なにが言いたいかっていうと、Ｆａｃｅｂｏｏｋというものをやっているのだが、あれって本名で登録するでしょ。

そうすると、過去の関わりたくない人物や、関わりたくないと思われている人物が、いろんな繋がりをもって

わたしのページに現れるのだ。

その、大事とも言えないけど、どっかで繋がってるアイツの周り、わたしが見たくない人だらけ。


と、いうことで、Ｆａｃｅｂｏｏｋ放置決定。


近況というか、たった今の心情。

ああ、こんなちっぽけな世界にいつまでも身を置いているから、そういう過去の人たちに出会ってしまうんだな。


もっと、広い世界を、見たいような。見たくないような。