出張看病サービス

hys

2012年04月30日 21:52

風邪をひいたみたいだ。


こんな時、かいがいしくお世話してくれる、可愛い恋人(恋人じゃなくても可)がいたら


どんなに幸せだろう、などとよからぬ考えがふと湧いてくる。



そして、妄想スタート。



色白で、目がくりっとしていて、程好く髪の毛を茶色に染めた、背の低い可愛い子が


『いいよ!ゆっくり寝てて!私が全部するから!』


なんて可愛いことを言ってくれて、キッチンに立っているのをぼーーっと見ている。



ガッチャン、ドサ!ゴトゴト・・・



何かを作ってくれているらしい。




20分ほどしたら、ベットの脇にやってきた。


トレイに乗せた、少し深めの皿からは湯気が立っていた。



『食べさせてあげる』



と、レンゲでおじやを掬い、ふうふうと息を吹き掛ける。



その口を窄めた顔が、なんとも愛おしくて、彼女の後頭部に手が伸びる。



引き寄せた彼女の表情は、目を丸くして驚いた様子。



その見開いた目が、そっと閉じていった。





・・・まあ、その後はみなさまの想像にお任せしますが。というか、何を言ってんだ、オレ。



こんなヘンタイ丸出しの妄想が止まらないのです。



なんでだろ、弱ってんのかな。



いずれにせよ、自分が限りなくレズに近いことが最近分かってきはじめていて。



レズなんて差別用語だ!などと言うんじゃないよ?


愛がこもってるからな、いいんだよ。



まあ、なんていうか、そういう彼女が欲しいと願ってやまない、小さいオッサンの戯言ですよ。




彼女ほしー、可愛い小さい彼女ほしー。



どっかにそういうサービスないのかな、出張看病みたいな、さ。



可愛くてちょっとドジな子で、小さくて柔らかい子が、一生懸命看病します!



・・・ぜったい利用する。リピ決定!なんならヘビロテしちゃいます!




アホなこと言ってないで、早く寝よう。




いったい自分は何なんだろう、もうちょっと考えてみようかな。


いや別に、なんだっていいんだけどね。




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